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会社情報

美濃東久のワイヤーハーネス生産工程グループを紹介します。
各グループが連携を取り、円滑な生産体制を整えております。

製造

品質とリードタイムの短縮を目指します

 お客様から依頼を受けた製品について、“求められた品質と決められた納期を守る”をミッションとして業務に取り組んでいます。また、多種少量などさまざまなニーズにお応えするために、小ロットから大量生産も対応できる製造体制を整えています。 弊社の生産に対する付加価値は工程に着手してから納品までの“リードタイムの短さ”です。今後も品質とリードタイムの短縮を目指していきたいと考えております。
                      製造室室長

営業

 お客様からの発注依頼や見積作成、お問い合わせなどを対応しています。さらに、社内の発注管理窓口として資材部品の発注から入庫、管理までを営業グループで行っております。
 今後の営業業務として、地域のメーカー様との相互協力を行いながらものづくりを進めていけるよう活動していきたいと思います。 また、多種多様な部材については、同業他社様との相互協力により更なる多種多様な製品の製造につなげていきたいと考えております。

生産管理

 お客様から製作の依頼を受け、社内へ生産の指示を出します。
 在庫管理や納期確認に基づき、各工程の生産の進捗状況を把握して、最終工程の検査や出荷まで全体の管理も行っております。

技術

 お客様からご提供頂く製品図面を、社内で円滑に作業ができるよう様々な解析を行います。また、完成したワイヤーハーネスが図面通りにつながっているかを確認するチェッカー検査機の設計とプログラム構築も行っております。
 製品図面に関しての質問・改善・提案など弊社よりお問い合わせをさせて頂くことで、より安心して弊社に依頼できる会社を目指しております。

品質管理

 社内で生産された製品の最終確認ならびに納品後の社外対応に至るまでの品質管理業務全般を行っています。弊社はワイヤーハーネスを生産するだけではなく、短納期のご要望にお応えするために、チェッカー検査機、組付台検査機をはじめ機械補修の治具などを製作しています。 トータルの技術力でお客様からの多種多様な製品の品質維持を行えるよう対応させて頂きます。

ワイヤーハーネス製造の流れ

  1. 図面分解・材料表作成

    お客様からご提供頂いた製品図面を、社内で
    円滑に作業ができるよう様々な解析を行い
    ます。また、完成したハーネスが図面通りに
    つながっているかを確認するチェッカーの
    設計とプログラム構築も行っております。

  2. 見積り作成

    材料表をもとに、環境に合った材料、かつ
    購入数、購入リードタイムなど客様の要望
    に応えられる見積りを作成するよう努力し
    ております。仕様確認では弊社よりお問い
    合わせをさせていただくこともあります。

  3. 生産手配

    お客様から生産の受注を受けて、社内へ工
    程の指示を出します。各工程が迅速に生産
    できるよう、受注情報をリスト化すること
    で生産効率化の実現をめざしています。ま
    た、受注を納期別にリスト化し、最終工程
    の検査や出荷まで全体の管理も行います。

  4. 切断

    電線の切断を行い、先端の皮を剥きます。
    1日の切断本数は多い時で、40,000本にな
    ります。電線は種類やサイズ、太さごとに
    分かれているので、間違わないよう注意し
    て作業を行っています。最初の工程なので
    次工程以降に負担がかからないよう、スピ
    ードと正確さを追求しています。

  5. 圧着

    切断されてきた電線の先端に端子をすべて
    手作業で圧着します。端子の種類は何百種
    類もあるので、指示カードに書かれている
    表示を読み間違えないよう必ず確認して圧
    着作業を行っています。

  6. ジョイント

    電線には単線とジョイント線があります。
    ここではジョイント線の中間を中間皮剥き
    機で剥きとり、2つの端子を方向の指示に
    従い圧着します。電線の中間部分の皮剥き
    の寸法ならびに付けるジョイントの方向を
    間違えないよう必ず確認して作業を行って
    います。

  7. 組付

    組付とは図面を見ながらジョイントされた
    線を正確にコネクターに差し、テープ巻き
    を行い、多数の付属品を取り付ける作業で
    す。誤配線があると問題が発生するので、
    慎重に注意しながら作業を行っています。
    小さいハーネスから大きいハーネスまで
    生産が可能です。

  8. 組付(バス)

    後工程グループでは、大手企業様のバスで
    使用するハーネスを専門で生産しています。
    電線を仕分けし、使用する品番をまとめ、
    組付を行い、外装まで一連の流れで生産し
    ます。

  9. 導通検査・外観検査

    組付されたハーネスが図面通りに配線され
    ているかを検査します。ハーネスは多種多
    様なので、図面の細部に至るまで見落とし
    のないよう目視で検査します。導通につい
    ては検査機を使用します。製品寸法や外観
    についてもここで最終確認を行います。

  10. 出荷

    お客様から指定された出荷日程に合わせ、
    製品を梱包し、出荷します。
    確実な品質と安定した納期を遵守します。